なぜ店は販売ことわらなかったの?
元百貨店のお客様相談室長でクレーム対応アドバイザーの関根真一氏は「福袋を得るための危機管理というのがあります。それがされてなかった。スタバに限らず、どこでも起こりうる」と話す。
羽鳥「個数制限した方が良かったんでしょうか」
関根「情報をつかんでなかったということです」
羽鳥「並ぶことはどうなんでしょう」
関根「並ぶことの満足度というのもあるんですね。欲しいものには並ぶ」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「まったく理解できないね。売る側が楽しくて並ぶんだと言っていいのかなあ」
菅野「なんで並ぶんだろうというのはありますね」
羽鳥「だんだん近づいてきたなと」(笑)
話を聞いていて奇異な感じがした。スタジオのだれ一人として、「店には売らない権利がある」とは考えていない。「後ろに並んでいる人を見ろ。お前たちには1袋も売らない」と言えるはずだ。そもそもルールなんてあるのか。もしアメリカで起こったとしたらどうだろう。店頭で大騒動になっただろうし、ネット・オークションには「不買運動」が起こったに違いない。モラルと社会規範とルール、さらには自由と自立。日本人はどこか取り違えているのではないか。
それと買い占めた男たちの素性だ。メディアは割り出しに動かないといけない。そっちの方がよっぽど現代を切る番組になる。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト