築地「マグロ初競り」1400万円!5年連続で「すしざんまい」が落札

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

   東京・築地市場でけさ5日(2016年1月)に恒例の初競りが行われ、青森県大間産の本マグロが1400万円(200キロ)で競り落とされた。落札したのは5年連続のすしチェーン「すしざんまい」を運営する喜代村(木村清社長)だった。ポカポカ陽気につられたのか、昨年(2015年)より900万円以上高かった。今年の景気はどうなるのか。

デパート福袋「高級ワイン6本セット900万円」たちまち売れた!

   商売繁盛の神様と知られる京都の伏見稲荷大社ではきのう4日(2016年)、正月3が日に集まったさい銭を数える「さい銭開き」が始まったが、海外からの観光客が増えているため、外国の紙幣が目立っていた。

   東京・銀座のデパートでは福袋を目当てに長い行列ができた。松屋銀座ではフランスの最高級ワイン「ロマネ・コンティ」6本セット900万円を用意したが、開店わずか15分で売れた。購入したのは50代の男性で現金で払ったそうだ。

   新宿伊勢丹では2016年にちなみ、漫画家の松本零士氏に肖像画を描いてもらえる限定1人201万6000円の福袋を用意したところ、希望者が殺到したという。

   一方で、暖冬異変の影響なのか、東京・渋谷の薬品店では「やはり、簡易カイロ、使い切りカイロなんか伸び悩んでいます。去年に比べ半分だと思います」とぼやいていた。

   司会の小倉智昭「マグロは去年に比べると3倍近くになりましたが、景気の方がよくなっていくのでしょうか」

エコノミストの見立て「申年は騒ぐ年。変動激しい」

   アナウンサーの森本さやかが景気を占うポイントとなる気温から説明する。きのう4日、1月の最高気温を記録した地点は静岡(川根本町)19.3度、高知(南国日章)18.9度、大阪(関空島)15.7度など49点あり、暖かい正月を裏付けた。これについて第一生命経済研究所の主席エコノミスト、永濱利廣氏は「冬が暖かくなると、コートも売れないし、エアコンも売れない。過去の経験則でいうと、冬の気温が1度高くなるごとに個人消費が4000億円以上落ち込むという傾向があります」と指摘する。

   経済学者の安田洋祐「気になるのは株式市場ですね」

   きのう4日の終値が1万8450円98銭で前年末比582円73銭安、過去2番目の下げ幅だった。永濱氏は「申年は騒ぐ年であって、株価の変動が激しい」といっているが、小倉は「ニューヨークの株価も下がり気味ですが、ニューヨークには申年はないんでしょう」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト