長崎県の対馬市議会の女性議員が同僚の男性市議から出張視察中におっぱいを丸出しにされて触られるなどのセクハラを受けたとして、28日(2015年12月)にも刑事告訴する。
議員6人は10月26日(2015年)から2泊3日で熊本県に公費で視察旅行に出かけた。被害を訴える入江有紀議員(72)によると、初日の夕食後にホテルの部屋で5人が二次会を開いたとき、隣に座った大部初幸議員(66)に浴衣の袖を引っぱられ、畳に押し倒されて馬乗りになられた。「やめてください」と言ったが、大部議員にブラジャーを首までずり上げられ、「いいやないか。減るもんやない」などと胸を触られ、パンツの中に手も入れられたという。
こうしたことが50分間、13回も繰り返されたという。事実ならば、セクハラというより犯罪行為である。
男性市議「うそですよ。押し倒したんじゃなくてこけた」
大部議員は「うそですよ」と全面否定している。「押し倒したんじゃなくて、こけた」「ブラジャーをずり上げたことはない」と話す。肩に手を触れたことが「2回はある。仲間からは5、6回あると言われたので、そうかなというのはある」
その場にいた議員はにこにこしていて止めようとしなかったと入江議員は言う。波田政和議員(57)に「助けてください」と求めたところ、「いい加減にせんか」と言ったのでやっと止まったという。波田議員は「入江議員が畳の上に倒された」「抵抗する声は聞こえたので、何回か止めた」とは言うが、「胸をもんだかは見ていない」話す。
帰りのバスに中でも「また触ってやる!」
司会の小倉智昭「なんだろうね、朝っぱらからこんなものを見せられて」
キャスターの菊川怜「もうちょっと節度のある飲み方をしてほしいですね」
入江議員は帰りのバスの中でも、大部議員に「また触ってやる」と言われたというから、飲み方だけの問題ではない。税金を使った視察旅行なんていうことをやっているのか。政務調査費の怪しげな使い方も含め、地方議会の質は低すぎる。