青森・八戸市の夜の繁華街で、車が通行人の男性をはねる瞬間が映像に残っていた。運転者していた51歳の男は、これまで運転免許をとったことがなく、ずっと無免許運転だった。
事件があった10日(2015年12月)夜、繁華街をクラクションを鳴らしながら蛇行するなど乱暴な運転の車があり人をはねた。車はとまったが、バックしたあと集まってきた通行人が止めるのを振り切って逃走した。その様子が駐車していた車の車載カメラに捉えられていた。
防犯カメラに一部始終
目撃した男性は「その夜だけじゃなくて、何度も同じようなことを繰り返して、通行人にからんだりするので、運転者の顔もわかっていた」と話す。事故のときも「普通じゃなかった。目を大きく見開いて、酒を飲んでいる状態とは違った感じだった」
目撃証言などからおととい16日(2015年12月)、ひき逃げなどの疑いで八戸市の無職、坂上武光容疑者(51)が逮捕された。車は知人のものだったが、その知人は事故のとき助手席で酒を飲んでいた。
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「同じところをグルグル回って乱暴運転しているのは普通じゃないでしょ。なんでこんな人がこれまで無免許で運転で来たんだろう。車を貸した方もどうなんだろう」
司会の羽鳥慎一「50歳まで無免許で、1回も捕まっていないということです」
吉永みち子(作家)「危ない運転していることはわかっていたのに、事前に何とかできなかったのでしょうかねえ」
羽鳥「お酒なのか薬物なのか。このタイミングだともうわかっているはずなのに、出てないのは不思議です」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「だから逃げたのかもしれない。酒なら抜けちゃうし証明できない。そういう知恵だけはあるんでしょうね」