別れた女性に首輪をつけて自宅に3日間も閉じ込めていた愛知県豊田市のアルバイト店員、久保忠生容疑者(47)がおととい16日(2015年12月)、監禁容疑で逮捕された。両親と3人で住んでいるが、両親はまったく気づいていなかった。
父親「監禁とは思えなかった」
久保は今年5月にガソリンスタンドの同僚だった女性(42)とつき合い始め、9月に別れたという。今月14日に女性宅に侵入して粘着テープやベルトで縛り、車で自宅まで運んで2階の居室で首輪をつけてベッドにリードでつないだ。
両親は1階にいて、2階にはほとんど上がらなかった。女性は2、3回遊びに来たことがあり、おととい午後11時ごろ、洗面所で歯磨きをするところを父親が目撃し、「こんばんは」と挨拶を交わしたという。そのとき久保はずっと後ろに立ち続けていた。父親は「女性に首輪もリードもあらへん。セーターにジャージ姿だった。監禁とは思えなかった」と話す。
スキ見て自力で脱出
女性はすきを見て自力で脱出したが、自由に歩けても外に出られない状態なら監禁罪にあたり、3か月以上7年以下の懲役。久保は「ふられたことを根に持ってやった」と容疑を認めている。
司会の小倉智昭「首輪とは尋常じゃないですよ。子どもの部屋に親が行かない家族が増えていますね」
でも、物音ぐらいはしただろうに。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト