スポーツニュースは「澤穂希の引退」と「黒田博樹の現役続行」一色だったけさ18日(2015年12月)の「あさチャン!」に、番組中に海外からニュースが飛び込んできた。今月(2015年12月)8日、アメリカ大リーグ「ドジャース」との間で「3年55億円」の年俸で合意していた岩隈久志投手が、正式契約に至らなかったという。
いためた広背筋か
石井大裕アナ「夏目さん、落ち着いて聞いてください。関係者によりますと、身体検査の結果、岩隈投手のどこかしらに問題が見つかったということで、ドジャースは正式契約を見送りました」
司会の夏目三久「でも、3年55億円の契約は結んでいたんですよね」
石井「合意はしていました。しかし、契約書にサインしていたかどうかは分かりません」
夏目「その後にメディカルチェックがあって、何らかの問題があったということですか」
石井「とくにメジャーリーグはメディカルチェックが厳しいんです。選手たちはドキドキしながらその日を待つんですが、(岩隈は)肩、肘などに問題が昔ありました。いまは大丈夫と言われています。そして、(今季は)広背筋をいためたということもありまして、どの部分に問題があったかは分からないんですが、55億円の契約は白紙になりました。(今季プレーしていた)マリナーズとの1年19億円という契約を蹴ってドジャースと契約を結ぼうとしていたんです」
玉突きで前田健太ドジャース入り浮上
岩隈の今後が心配だが、この白紙撤回はほかにも大きな影響を与えることになるという。ポスティングシステム(入札制度)を使ってメジャー移籍を目指している広島・前田健太投手だ。
石井「岩隈との契約が白紙になりましたので、ドジャースは55億円というおカネが浮くことになります。前田投手は西海岸に行きたいと言っていましたから、(これまで名前の挙がっていた)シアトル・マリナーズ、サンディエゴ・パドレスに加えてドジャースも獲得の可能性が出てきたということなんです」
夏目「情報が入り次第、お伝えしましょう」
ビレッジマン