一時は赤字廃業も心配された銚子電鉄が、「なんか激しいことしている」とネットで騒がれている。山本雪乃アナが仲ノ町駅の車両基地を訪ねてみたが、変哲もない黄色の車両が一両あるだけだ。ただ、車体の一部にグリーンの網がかかっている。あれはなんだ?
通学の女子高生「目がチカチカする」
「激しいこと」は日没から始まった。グリーンの網は電飾だった。中もすごい。車内灯はピンクで、ミラーボールが回って、山本は「まるで昔のキャバレーみたい」という。
窓にはピンクやブルーの電飾が映り、ミラーボールの模様も色とりどりだ。とはいえ、普通の電車だから普通の乗客が乗っている。通学の女子高生は「目がチカチカするんだ、恥ずかしいっちゃ恥ずかしい」。男子高校生は「生まれて初めてです。こんなのに乗ったの」。東京から来た女性は「都心では絶対ありえないことで、すごいなと思いました」
地元の人たちも「キャバレーだ。最高」と中年男性。「ニューヨーク・ニューヨーク」(80年代のディスコ)の時代だったという女性は、「いいですべ。ちょっと萌えます。懐かしいです、なんとなく」
さらに、外に向かっては一種のプロジェクション・マッピングっぽい画像が投影されて、駅舎のカベに踊る。ただ、これはまだ片側だけなので、駅舎が反対側にあるとダメなのだとか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト