野村佑香「なまはげ」に恋した?冬の秋田・男鹿おんな一人旅

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   <朝だ!生です旅サラダ(朝日放送・テレビ朝日系)>秋田・男鹿の大晦日はなまはげが里に下り、家々を回ります。恐ろしげな風貌ですが、悪霊を追い払い、無病息災、五穀豊穣をもたらす男鹿三山の神様たちです。

   どこで聞いたのか、「なまはげは生で見ると恋してしまうらしい」と女優の野村佑香さんが男鹿の伝統的民家を再現した「男鹿真山伝承館」(秋田県男鹿市北浦真山水喰沢)にやってきました。ここでは毎日なまはげショーが行われているのです。

   756円の入場料を払って中に入ると、障子の向こうで「うぉおおお~」という雄たけびとドドドドドドッという激しい足音が聞こえてきます。ガラッと障子が開いて「怠け者いねがあ」。ド迫力のなまはげに恐れおののく野村さんに追い討ちをかけるように「いづでも山がら下りて来るがらな」と怖がらせます。でも、野村さんは「なんだろう。恋に落ちるというよりは、守ってもらいたいというような感じだった」

きりたんぽは「半殺し」どういう意味?

   今晩お世話になるのは、大館市の郊外にある農家民宿「長右衛門」です。農作業と郷土料理作りが体験できる宿で、到着するなりお父さんとお母さんと畑に向かいます。

「大根採る?採っていいよ」「次はカリフラワー」

   キャベツ、ニンジン、白菜を収穫して、今度は家で夕食の切りたんぽの『たんぽ』作りです。

   お父さん「くっつきやすいように半殺しにやるの」

   半殺しというのは、お米をお餅のようにすべてつぶしてしまうのではなく、粒々を半分残してこねることを言います。練り上がったご飯を杉の木に巻き付けて囲炉裏で焼きます。ほんのり色づいたら、手で半分に千切ってお鍋に投入。ちょっと煮込んででき上がりです。

   お父さん「スープが一番肝心なんだ」

   野村「鶏、濃いですね。美味しい。外は焼いてパリッとしているのと、中がスープでふやけてトロッとしているのがいい感じ」

   採りたて野菜を使ったお母さんの手作り郷土料理もいっぱい並びます。1日1組限定のおもてなしで1泊8100円(11月~翌4月は別途暖房費432円が必要)。

   身も心もあったまる秋田の旅でした。(12月12日あさ8時放送)

葉月

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