あなた「冬季うつ病」かも?何するのも億劫、すぐ眠くなる、甘いもの欲しい・・・

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   家事をするのは面倒、外出もおっくう、疲れを感じすぐ眠くなる、食べるのは甘いものばかり・・・。冬に起こるこうした症状は実は危険なうつ病の一種だった。「冬季うつ病」といい女性に多い。ながうしクリニックの長牛慶順院長(精神科医)によると、欧州では一般的に知られている病気で、冬の間だけ起きるという。

太陽浴びる時間短くなり「セロトニン」分泌低下

   太陽光に当たると気分がよくなり活動的になるセロトニンの分泌が脳内で増えるが、冬季は太陽光を浴びる時間が短くなるのでセロトニンの分泌が減り、脳はエネルギーを補うために糖分を求めるのだという。

   長牛院長は2つの危険があると次のように指摘する。甘いものをたくさん食べて寝る悪循環から肥満になる。さらに、春になっても改善しないと慢性化し、うつ病特有の自殺に追い込まれる危険もある。

   厚生労働省の統計では、冬季うつ病の患者はここ20年間に3倍以上に増え、70万人に超えている。予防法は朝起きたらカーテンを開け、部屋に日光を入れることだ。

文   モンブラン
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