お得意さんは中国からの客
最近は中国人が急増している。昨年(2014年)、美容整形外科を訪れた外国人患者数は3万6000人だが、うち7割は中国人だった。これに乗じて、誘致医療業者許可証を持たないあっせん業者が増えて、中国人とのトラブルが起きている。悪徳ブローカーにかかると、1000万ウォン(日本円約100万円)の手術代が1億ウォン(約1000万円)と請求されたりすることもあるそうだ。9月には「悪徳医師に実験台にされた」「悪徳病院と闇仲介業者を訴える」などと中国人女性がソウルで集団抗議した。
このため、中国の韓国大使館は「両国関係にも悪影響が出ることが憂慮される。対策や準備が急務だ」という公文書を何回か出ている。
司会の小倉智昭「中韓は政治経済の『政経』とは違う『整形』が問題になっているということですね」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト