病院には人工透析患者1人当たり毎月40万円の医療費収入
患者を紹介しただけで金がどうして動くのか。光寿会は紹介患者1人当たり10万円を払っていたが、光寿会には人工透析患者一人当たり毎月40万円の医療費収入があるのだという。
司会の羽鳥慎一「病院は患者が多いほどいいということですか」
医療ジャーナリストの森田豊さんは「残念ながらそうなんです。透析を1度始めると長期になります。腎臓の移植ができる人は少ないから、多くの人は生涯透析を続けることになります。病院は患者を確保すると多額の収入になるというわけです」という。
羽鳥「全部の医者がそうだとは思えないですがね」
森田「ほとんどは真面目にやっていますが、なかにはこういう医者もいます」
羽鳥「患者の取り合いもあるんですか」
森田「ありますね。言葉は悪いが集客」
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「うちの母も人工透析を40年くらいやった。週1回が2回、3回になり、1回にほぼ1日かかるんです」
玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「透析になる前にがんばれる人も透析に追いやるということもあるのではないですか」
森田「疑いの目で見ると、何でもできちゃいますね。医者の良心にかかってる」
吉永みち子(作家)「患者を金の成る木のように扱える状況、何とかならないのでしょうか」
森田「患者に病院を指定するのを止めたほうがいいと思います。患者が便利な病院を選べるように選択肢を持たせるべきです」
これ、公務員でなければ贈収賄にはならないのでは?
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト