「居空き」住人いる家から真っ昼間にドロボー!37歳女「こんにちは」と侵入

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   住人がいる家に日中に侵入して金品を盗む「居空き」などを140件も繰り返していたとして、福岡県久留米市の佐藤亜弥容疑者(37)が窃盗容疑で逮捕された。8月(2015年)の午前9時すぎ、久留米市の繁華街にある歯科医院に患者を装って盗みに入るなど、13年9月から2年間で52回の窃盗を行っていた。空き巣や事務所荒らしなどもあったが、住人が気づいたのは28件だけだった。被害総額は880万円になる。

被害住人「まったく気付かなかった」

   居空きはほとんどが正面玄関から「こんにちは」と声をかけ、返事がないと上がり込み、「こんにちは」を繰り返しながら現金や宝石などを盗む。住人と鉢合わせしたら、「娘さんはいますか」「田中さんの家はどこですか」などと話して取り繕い、「今はいないけど」などと対応しているあいだに平然と出ていく。

   佐藤を知る人は「身なりはきちんとしていて、派手なアクセサリーはつけず、だれとでもものおじせずに話す」と、やわらかい人当たりを語る。「まさか盗まれていたとは」と驚く被害者もいた。

   今年9月、盗んだキャッシュカードでコンビニのATMで現金50万円を引き出す姿を防犯カメラがとらえ、逮捕された。盗んだ金は生活費やアプリ代金に使ったという。

   司会の小倉智昭「今までの泥棒はいかにもこわもてで、家の中にいたらパニックになる。この人はそうはならなかったのですね」

   ニュースデスクの笠井信輔「1人キャッツアイという感じです。こういう人が盗むとは普通思わないですね」

   佐藤は3児の母親だ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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