中国PM2・5最悪汚染!九州・四国に来襲・・・風にのって日本列島北上

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   おととい1日(2015年12月)の北京市内はPM2・5のため大気が濁って、朝8時でも真っ暗、車はヘッドライトをつけなければ走れず、高速道路は一時閉鎖された。「ひどすぎるよ。排ガスの臭いがする」「子どもが肺炎になったら、医者にPM2・5と関係あると言われた」と、市民はマスクなしでは毎日の生活もできない。いかにも中国らしく、トンデモ対策グッズも花盛りなのだが、日本にも飛来している。

トンデモ対策グッズ爆売れ!空気清浄機つき帽子、スモッグ砲・・・

   1立法メートル中にPM2・5が1000マイクログラムと、中国環境基準の28倍の濃度で、当局は市民に外出しないように警告した。パリで開催中の国連気候変動対策会議COP21で習近平主席は「環境対策を進める」と語ったが、汚染は悪化の一途だ。

   北京に近い河北省の村では、暖房の99%に石炭を使う。住民男性は「国から補助金が出ないと、無煙のものにはできない」と改める気配はない。北京の男性が空気清浄機を3か月つけっぱなしにしたら、集めた粉じんでレンガができたという。

   去年(2014年)からは市内にヘルメット姿の人が目立ち始めた。「新鮮な空気」の缶詰が約100円で売りだされて行列ができた。今年は頭からすっぽりかぶるボディースーツが7000円で売られている。屋外で遊ぶ子供たちは1万7000円の空気清浄機つき帽子をかぶる。

   1度に10トンの水をまく「スモッグ砲」とやらも登場した。トラックにつんだ大砲のような形で、「汚染を減らす効果がある」と1500万円だ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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