不正製造40年!「化血研」インフルワクチンは安全か?記録でっち上げ

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予防接種のメーカー選べないの?

   司会の羽鳥慎一「血液製剤で40年間不正な製造をしていたメーカーが、インフルエンザ・ワクチンの3割を作っているんですよね。インフルエンザとB肝炎は大丈夫と言っているが、本当に大丈夫なのでしょうか」

   川崎医科大の沖本二郎教授は「薬剤の判定はまず臨床効果があるか(効くか)、副反応(副作用)があるかどうかを見るのですが、発表では他のメーカーのものと差がないので、大丈夫だといわざるをえない」という。

   玉川徹(テレビ朝日ディレクター)「文書を偽造していた会社なんて信用できないじゃないですか」

   高木美保(タレント)「会社に利益のあることは大丈夫ですといい、なぜやったのかという問いには自分には責任はないという。典型的な責任逃れの答えですよ。10年前、20年前と隠蔽体質は変わってないんじゃないですか」

   取材した岡安弥生レポーターは「インフルエンザ・ワクチンでは製造方法に不正はなかったようですが、製造記録に不正がありました。血液製剤は両方不正」という。

   羽鳥「(インフルエンザ製造で)本当に不正がなかったのかと思っちゃう」

   沖本教授「言えるのは、副反応が特別に出てはいないということ。医療機関で毎年調べてるから、これは確かです」

   羽鳥「メーカーの数が少ないのはなぜなんですか」

   沖本教授「昔はたくさんあったのですが、ワクチンの効果が疑われて使われない時期があって、この間に多くが撤退しました。むしろ、これらは頑張っていてくれたわけですが、ワクチンが見直されたのは10数年前からです」

   羽鳥「化血研にも頼らざるを得ないというわけですね」

   沖本教授「この冬に間に合わなくなる」

   玉川「消費者は拒否できる。他社ががんばってつくればいい」

   第三者委は「研究者のおごりがあった」とも指摘している。「自分たちは専門家で、当局よりよく知っている」という意識だ。原子力でもあった。建築偽装でもあった。役所がなめられている。内部告発がなければわからなかった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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