マイナンバーで郵便局は大混乱!年賀状、ゆうパックお歳暮と重なって倒れる局員
お堅い話へいこう。週刊文春はこの間、マイナンバーがよくわかるQ&Aなんて特集をやっていたのに(単行本も出している)、今週は「言わんこっちゃない!マイナンバー破綻前夜」なる特集を組み、この制度導入に注ぎ込まれた3000億円もの血税は、果たして適切に使われたといえるのかと疑問を呈している。読んでみれば、マイナンバーそのものを否定しているわけではなく、来年1月から運用が始まるのに、通知カードが全世帯に行き渡るのが当初予定の11月中から12月20日ごろまで大幅にずれ込むという話である。
その上、間違って送られてきたマイナンバーについて、どうすればいいのか問い合わせても、役所が責任をなすりつけ合って所管が判然としない。郵便局は年賀状やゆうパックのお歳暮で忙しいのに、マイナンバー配達が加わったため、倒れる局員が出るかもしれないという。介護施設に送られてきた通知カードをどうするのか、寝たきりで受け取れないケースはどうするのか、<明確な指針が出されぬまま、制度が始まってしまった>ため、大混乱しているというのである。
私のところにも送られてきたが、何やら面倒くさいことが書いてあるので、そのまま放っておいてある。そのうち政府がギブアップすることを期待して。