マイケル・ジャクソンと日本の名曲の意外な「コラボ」がネットで注目を集めている。「マイケル・ジャクソン 無責任一代男」というタイトルでニコニコ動画に投稿された動画で、マイケルの代表曲のひとつである「スムーズ・クリミナル」のミュージックビデオの映像に合わせて、植木等の「無責任一代男」が流れる。
違和感ないと大好評
「スムーズ・クリミナル」の歌詞は、犯罪をテーマにしたシリアスなもので、ビデオは白いスーツ姿のマイケルがいかがわしい酒場を訪れ、そこで踊るという構成になっている。体をまっすぐにして立ち、足首だけを曲げて地面に近づいていく「リーン」が見られることでも有名だ。
一方の「無責任一代男」は、調子がいいだけの無責任なサラリーマンが社長に上りつめていく半生をほがらかに歌ったコミカルな曲である。両者のコラボとなると、それでけでニヤリとさせられるが、視聴者からは「無責任一代男」の歌とマイケルの踊りが不思議とシンクしているように感じられる、マイケルが歌に合わせて踊ってるようで違和感がないなどと好評だ。
すぐれたダンスというものは、案外と融通がきくのかもしれない。あるいは、すぐれた歌ならば、どんなダンスにも合うのだろうか。