夜の路上にコンクリートの障害物を置くイタズラが大阪で続き、警察が殺人や殺人未遂事件として捜査を始めた。おととい17日(2015年11月)午後11時35分ごろ、大阪府交野市で大学生が運転する乗用車が路上にあったコンクリート製の黄色いのぼり旗土台にぶつかり、大学生は足を強打、助手席にいた女性も胸を打った。大学生は骨に異常はなかったが、左足が大きく膨れ上がった。
大学生は時速30から40キロで運転していたが、「まったくわからなかった。ぶつかる直前に形だけは見えて、やばいと思った。アクセルは離せたが、ブレーキやハンドル操作はできませんでした」という。
「のぼり旗の土台」重さ50キロ!バイク運転者死亡
同じ時間帯に当時と同じ雨の中をプロのドライバーが実験すると、直前まで障害物がどこにあるかわからず、プロでもブレーキを踏むのがぎりぎりだった。
土台は重さ約50キロ、大人の胸の高さまである物が横倒しになっていた。同じ土台を女性リポーターは持ち上げられず、男性でも持ち上げるのがやっとで、簡単には動かせない。道路までどうやって運んできたのか。
司会の羽鳥慎一「この重さと大きさです。強い意思でないと移動させるのはむずかしい。死亡していてもおかしくなかった事故というより事件です」
先月10月23日午前0時ごろには、大阪市住之江区でバイクに乗っていた人が路上にあったコンクリート土台にぶつかり死亡した。
羽鳥「軽い気持ちでやったのかもしれないが、結果によっては殺人罪ということです」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト