高齢者宅を狙った小学生2人組による窃盗事件が大阪で連続している。10月(2015年)中旬、大阪市鶴見区に住む70代女性宅に小学生高学年と見られる少年2人が「トイレ貸しということで」と訪れた。相手は小学生ということで不審に思わず貸したが、2人が帰ったあと財布の中の現金がなくなっているのに気付いたという。
トイレに向かった少年が女性の注意を向けさせている間に、もう一人の少年が室内を物色して現金を盗んだらしい。
休日や放課後に犯行集中
大阪府警によると、この少年2人組による窃盗は10月中旬から11月にかけて6件、被害総額約13万円にのぼり、なかには9万円近くも被害にあった高齢者もいる。犯行は土、日、祝日、平日なら夕方に集中しており、学校が休みか放課後の時間帯に犯行を重ねているらしい。
司会の小倉智昭「かわいい子どもがトイレ貸してといわれれば誰だって貸しますよね。注意して下さい」
本当に小学生2人だけの犯行なのか。裏に手口を教えたり、どろぼう先を物色している大人がいるのではないか。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト