スポーツと観光一緒に楽しんで・・・
島田市は大井川沿いをSLが通る町で知られるが、訪れる人はみなSL目当てで、乗りにくるだけというのが市の悩みだった。なんとか市のもつ他の魅力も見てもらいたいと考え出したアイデアがこれだった。市民も道端でお茶をふるまったり、魚屋さんが「カニ汁」を奮発したりして全面協力した。茶畑の間を歩いていると、彼方をSLが通る。スポーツ気分も観光気分も満足させようというねらい通りといったところである。
「あさチャン!」が密着した名古屋の4人家族の得点は82点だった。勝ち負けよりも、ゴールでふるまわれる「川根温泉の塩おにぎり」「落花生の煮物」「島田汁」が値打ち。地域のお母さん方のボランティア作業だ。作る方も食べる方も「楽しい」「おいしい」。「また温泉いきたい」とくれば大成功だ。
木曜レギュラーの織田信成(スケーター)「歩きながら地域をつかめるわけですね」
夏目「観光で再び訪れたいという人がいました。写真も拡散されます」
アイデアだね。ほかのどの町でもやろうと思えばできる。問題はお天気か。運不運はしょうがない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト