「座りすぎ世界一」日本人よ立ち上がれ!乳がん、大腸がん、糖尿病、心臓病・・・死亡リスク40%アップ

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最悪の日本、2位サウジ、3位は台湾、ノルウェー、スイス

   世界の20の国や地域で座っている時間を調べると、困ったことに日本は1位である。サウジアラビアが2位、台湾、ノルウェー、香港、チェコが3位だった。

   国谷裕子キャスターが「座りすぎと健康との関係は、どこまで科学的な根拠として裏付けられているんですか」と、早稲田大学スポーツ科学学術院の岡浩一朗教授に聞く。「座りすぎが死亡リスクにつながっているという研究は、タバコを吸っているなど死亡に関わるような影響を統計学的に調整したとしても、認められていることなのです。体を動かすことが大腸がん、閉経後の乳がんの予防につながっていることは分かっているんです。

   ただ、長時間立ち続けるのも腰痛などリスクはあります。同じ姿勢を続けることが大きな問題になるんだと思います」

   漫然と立っているのではなく、つま先立ちを繰り返すなど筋肉を動かすことが重要で、岡教授は通勤や帰宅時に10分間早足で歩いたら、5分ゆっくり歩く有酸素運動を薦めている。

モンブラン

*NHKクローズアップ現代(2015年11月11日放送「『座りすぎ』が病を生む!?」)

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