加害者に多い「同僚・部下の女性」
調査では、マタハラの加害者がだれであったかも聞いていた。直属の上司・男性が19.1%、直属の上司・女性が11.1%、役員など男性15.2%、同女性5.7%、同僚・部下では男性5.4%に対して女性9.5%と女性の方が多かった。
牧嶋博子(TBS解説委員)「同僚・部下で女性の方が多いのは、あなたのせいでわたしの仕事が増えたという不満なんです。会社としてきちんと対応しないとマタハラは減らないと思います」
厚労省はマタハラ防止に向けて、政府の助成など育児休業をとりやすくする法改正を検討しているという。いまごろとは暢気な話だ。子育てと雇用の安心を確立したフランスが出生率をあげたのは何十年も前のことだ。
文
ヤンヤン