高木復興相「下着ドロボウ」も「香典」も否定!説得力なく疑惑深まるばかり

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   キャスターの菊川怜が「下着ドロボウ疑惑に続いて、今度は香典問題です」と、10日(2015年11月)に行われた衆院予算委員会の閉会中審査で追窮された高木毅復興相の疑惑を取り上げた。

   香典疑惑とは、高木大臣が代表を務める自民党支部の政治資金収支報告書に、選挙区内での香典の支出が記されていて公職選挙法違反に当たると指摘されている問題だ。収支報告書には11~13年に香典2万円ずつ8件、資金管理団体が枕花代2件、福井県敦賀市と美浜町の住民らに計18万4000円を支出したことになっている。

   公選法では、政党支部や資金管理団体が選挙区内の有権者に香典や供花を支出することを禁じている。ただ、政治家本人が香典を私費で直接出した場合は例外とされる。そこで、高木大臣の疑惑は「誰が」「いつ」渡したかが焦点になっている。

遺族「通夜にも告別式にも高木さんは来てない」公選法違反の疑い

   10日の審理で高木大臣は「自ら訪問し、香典をお渡ししたということで間違いございません」と疑惑を否定した。収支報告書への記載についても、「本人が香典を支出したのを誤って記載した」として訂正した。

   ところが、香典を受け取った遺族らは「通夜にも告別式にも高木氏本人は来ていない。香典は代理人が持ってきた」と明言していて、疑惑はますます深まるばかりとなった。

   10月に「週刊新潮」「週刊文春」が報じた下着ドロボウ疑惑については「そうした事実はありません」と否定した。しかし、この記事が載った週刊誌が地元で意図的に買い占められ、購入不可能になるなど、こちらの疑惑も深まるばかりだ。

   野党は虚偽の答弁をすれば偽証罪に問われる証人喚問の開催を求めているが、そもそも一国の大臣が下着ドロボウ疑惑を国会で追及されるだけでも日本の恥で情けない。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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