もみ消しでワイロ?フランス警察、国際陸連前会長を捜査
ロシアの機関はドーピング問題の存在を認めたものの、「大した違反ではない」「ドーピングはロシアだけではない」と反発し、大統領報道官も「証拠が発表されていない。根拠がない」と反論した。
スポーツジャーナリストの玉木正之氏は「厳しいけど、ある意味ではかわいそうでもありますね。コーチや組織から自分たちが生活していくために命令された。選手は犠牲者でもあるということです」という。
IOCは9日、国際陸連のラミン・ディアク前会長(セネガル)の名誉委員資格を一時停止すると発表した。ロシア選手のドーピング疑惑をもみ消して賄賂を受け取ったとして、フランス当局の捜査を受けていると伝えられているからだ。話がロシアに留まらなくなる可能性もある。
藤森祥平アナが不正の一部を図解で説明した。これによると、ロシアの検査機関に選手が金銭を払ってドーピングの仕方を教えてもらったり、抜き打ち検査の日程を事前に知らせることがあったという。「検査機関が関わっているということで、背景にはロシアが国家として圧力をかけているという見方もあると報告書には書かれています」
龍崎孝(TBS解説委員)「ロシアという国の成り立ちとも関わりますね。ソ連が解体して独立国に分かれ人材が手薄になったが、大国意識だけはある。そこで、国をあげてこういうことがおこなわれた疑いがあります」
藤森「選手も生活のため、生きるためにドーピングを必要としているのではないかと、報告書はいっています」
いや凄まじい。
文
ヤンヤン