アメリカのカリフォルニア州に住む5歳の男の子の驚異の能力を世界の科学者が注目していると「小倉が斬るニュース」コーナーで取り上げた。ラムセス・サンギーノ君はオムツ姿の2歳の時に画面に表示された日本語のあいうえおの平仮名をすらすらと読めた。
天才ぶりはさらに進化し、いまでは日本語のほかに、アラビア語、ギリシャ語、スペイン語など7つの言語をある程度理解できるという。さらに、母親がラムセス君に隠して書いた40ケタの数字を、透視ができるのか、2ケタずつ言い当てたほか、難しい数学の数式を解くこともできる。
特殊な能力持つ「サヴァン症候群」
ラムセス君は特定の分野に高い能力を発揮するサヴァン症候群で、同じような能力を持ったサヴァン症候群を持った子どもは現在7人ほどいるらしい。こうした子供たちのコミュニケーション能力を研究しているハーバード大学元教授のダイアン・ヘナシー医師は、「自閉症の子どもは母親となんとか意志の疎通を図りたいと思って特殊な能力を持つことがある」と話す。
エジソンやアインシュタインもサヴァン症候群だったといわれており、母親は今後、天才児だけが通える特別な学校で学ばせること検討中という。
司会の小倉智昭「その能力をいずれ発揮してもらいたいですね」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト