兵庫県明石市のラーメン店で、「ギョウザを先に」と注文したのにラーメンが先にきたと激怒し、4時間も居座った男(32)が逮捕された。8日(2015年11月)午前4時ごろ、酔った状態で訪れ、先にラーメンが出てくると「店長を出せ!」と言い出した。店長が対応したが口論になり、「帰ってください」と再三言っても応じなかったため警察に通報された。暴行やモノを壊していないので、不退去容疑の現行犯逮捕になったが、きのう9日に釈放された。「反省しています」といっているそうだ。
クレーム延々4時間!不退去容疑で逮捕
男の行動について、街で聞くと「大人じゃない。ガキの言い訳」(60代男性)、「ちっちゃいなと思います(若手サラリーマン)、「モノによりますけど、先にデザートが来たらイヤじゃないですか」(10代女子大生)といろいろだ。「頼んだ順番通りに注文が出て来なかったら?」と100人にアンケートをすると、「あきらめる」が81人、「文句を言う」は19人だった。
司会の羽鳥慎一「あえて言えば、私は(逮捕された男の)気持ちがわからなくはないのですが」
青木理(ジャーリスト)「仕事が終わってお店に入って、ギョーザとラーメンとビールを頼み、ビールとギョーザを先にと言ったのに、ラーメンが先に出てきたら怒ります」
浜田敬子(「アエラ」編集長)「そのことを店にちゃんと言いますか。ギョーザとビールを先にと言いましたよね、と必ず言いますか」
青木「いや、僕はあきらめて、メンマをつまみにしてビールを飲みます。ギョーザの順番のことでガーガー言うのはみっともない」
羽鳥「私も言いたいのですが、言えないんです。あとで絶対言われますから。このあいだ、羽鳥がね、ギョウザが遅れたら文句を言ったと」
浜田「男にはプライドがあるんです。でも、ちゃんと言いたいことは言わなければ」
青木「それは女性的ですよね」
まあ、そんな話になった。