ぜんそく、気管支炎などのリスク
司会の夏目三久がPM2.5の大きさを示すイラストを見せたが、髪の毛の断面の約10分の1ミリ、スギ花粉の30分の1ミリに対して、PM2.5は400分の1ミリ以下とけた違いに小さい。そのため、肺の奥に入り込みやすく、ぜんそく、気管支炎などのリスクを高める。
夏目「高齢者は注意が必要なんですよね」
火曜レギュラーの沢松奈生子(元プロテニスプレーヤー)「中国にいるお友だちが、子どもを公園で遊ばせられないのが最大の悩みだといっていましたね。何とかしてほしい」
野村修也(弁護士)「映像を見ても、これじゃあ外に出せないでしょうね」
これが日本へ流れてくるかどうかだが、中国北東部の汚染は偏西風に乗って北朝鮮北東部から日本海へ流れる。拡散の度合いにもよるが、日本列島の北陸地方から東日本に至る可能性はある。
永淵教授は「飛来の可能性もありますが、現在は濃度が下がっているので気にしなくてもいいのでは」という。いやいや、中国のPM2.5は瀋陽だけじゃない。北京なんかもこれから本番だ。
夏目「見えないモノだけに怖いですよね」
野村「中国でどう防止してもらうのか。日本が協力できることはないかとも考えたいですね」
「人間は丈夫だねえ」なんて実験にされたんじゃかなわない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト