岐阜県関市の山奥にある小さな池が「モネの絵に似ている」と人気を集めている。透明な水に睡蓮の花はたしかにそっくりで、錦鯉も泳ぐ。週末の1000人ほども見物に訪れるという。今ではずばり「モネの池」とよばれ始めた。
湧水で養分少なく透明な水
もともとは貯水池だったが、湧水で養分が少なく、微生物が育たないため水の透明度が高い。18年前に整備したときに近くの生花店が睡蓮を植えたのが始まりだ。
生花店は「当時はモネのことは知らなかった」というが、これを近くの紫陽花祭にやって来た写真家が撮って、ネットにのせたことで一気に知られるようになった。「モネの池を見に来た」(若い女性)、「睡蓮の池がきれいときいてきた」(年配女性)、「2回目です。1週間前にも来ました」(中年男性)と人が集まる。誰が入れたかわからない錦鯉も好評だ。
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あっちゃん| 似顔絵 池田マコト