海女で有名な三重県志摩市の公認キャラクター「碧志摩(あおしま)メグ」ちゃんが、きのう5日(2015年11月)に突如、公認を取り消されてしまった。地元の海女さんたちから「性的描写が強い」「海女としてのプライドが傷つけられた」などのクレームが相次ぎ、反対署名まで提出されたため、市としては撤回せざるを得なかったようだ。
薄手の衣装で胸やなま脚強調
碧志摩メグには公式ホームページがあって、見て見ると、たしかに公認キャラにしてはセクシーすぎる気がする。「ふなっしー」などのゆるキャラとは違って、今どきのアニメ風なアキバ系萌えキャラ。伝統的な白い衣装はかなり薄手で胸が強調され、必要以上に脚も露出されている。
もっとも、公認が撤回されても、「メグ」ちゃんが消滅するわけではない。キャラクターの作者・浜口喜博さんはこう言っている。「(反対しているのは地元海女の3割で)約7割の人からは『地域活性のために続けてほしい』という意見をいただきました。それで安心したので、非公認の方がいろんな活動を展開しやすいと思い決断しました」
伊勢志摩サミットに向けて非公認で活躍
実は、来年(2016年)の伊勢志摩サミットに向けて、全国の企業からコラボ企画が相次いでいるという。
森圭介アナ「関連グッズですとか、ラインのスタンプも非常に人気が高いそうです。志摩市では来年5月26日、27日に伊勢志摩サミットが開催されます。今後、サミットを含めて幅広く活動してくれそうです」
「メグ」ちゃんファンは一安心か。
ビレッジマン