改正道交法では適性試験で免許停止や取り消し
改正道交法では、交通違反などをした高齢者に適性試験をして、問題があると判断した場合は運転免許停止、取り消しができるようになった。自治体によっては、免許証の自主返納をうながしたり、バスの送迎サービスやタクシーのチケット配布などに取り組むところもあるが、返納はあくまで本人次第だ。認知症になれば、ますます正常な判断はできなくなる。
牧嶋博子(TBS解説委員)「これ見てると、自分の親は大丈夫か、自分自身もいつまでハンドルを握り続けていいのか、考えてしまう人は多いと思いますね」
司会の夏目三久「対策が急がれますね」
龍崎孝(TBS解説委員)「周りがハラハラしながら見ていても、なかなか言えないでしょう。ある年齢が来たら、免許証の更新間隔を短くするとか、細かな適正検査をするとか、対応を迫られてますね」
かつてわが父親が、危ないからと警察へ行って「免許を取り消してくれ」と頼んだことがある。その時はできなかった。この6月の改正道交法でようやくだ。10数年経っている。急いで対策なんて、この国ではできない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト