USJ転売チケット使用禁止!無効4000枚、入場NG2日間で16組・・・転売ヤー対策

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   大阪市にあるテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」は買い占めや不当高値販売を防ぐため、今月1日(2015年11月)から転売チケットを使用禁止としたが、「対応に賛否の声が上がっています」と野上慎平アナが伝える。

   これまでに無効になったチケットは約4000枚にのぼり、おとといの2日(2015年11月)までに16組の来場者が利用できなかったという。

3300~9800円の「エクスプレス・パス」6~7倍

   司会の羽鳥慎一「USJは大人気なので、お金を出してもという人もいますよね」

   野上によると、とりわけ人気の高い「エクスプレス・パス」は3300~9800円が6~7倍で取り引きされていたため、「発売の時点で大量に買い占めされるので一般の人は取れない」「値段も正規より高すぎる」と苦情があった。

   転売禁止のデメリットを指摘する人もいる。「エクスプレス・パス」は日時を指定するので、払い戻しや日時の変更ができない。このため、「急に行けなくなった時、払い戻しも転売もできないのは損する」というわけだ。

   羽鳥「どうですか」

   玉川徹(テレビ朝日ディテクター)「コンサートのチケットでも、その日に行けなかったら使えなくなる」

   キャスターの宇賀なつみ「急に行けなくなって、急に転売できるのですか」

   野上「いまはインターネット社会ですからね」

ジブリ美術館では買占め主婦逮捕

   最近は学生や主婦の間にも、転売目的をする「転売ヤー」が急増しているそうだ。ジブリ美術館では入場引換券を転売目的で買い占めた容疑で主婦(33)が逮捕された。

   テーマパークビジネスに詳しい桜美林大学の山口有次專任教授は「USJ自社で二次流通も手掛けるといい」と提案する。

   玉川「つまり、USJから買って、行けなくなったら、USJに買い戻してもらったらいいんじゃないの」

   野上「システム上、手間がかかるという気もします。もう少し課題が残るかもしれませんね」

   「誰もが満足する解決策」はなかなか難しそうだ。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト