大阪・岸和田市できのう3日未明(2015年10月)、改造車やバイクなどが逆走や信号無視などをしながら国道を暴走した。「イレブンスリー」と呼ばれる集団暴走で、岸和田の悪しき名物になってしまった。暴走を警戒したコンビニなど複数の店舗が閉店するなど周囲に影響も出ている。
沿道には暴走を煽る2500人ほどの見物人が集まり、警察によると6年前から約10倍に増えている。
14人検挙、1人逮捕・・・当日ビデオ分析でさらに捜査
「(改造している)クルマやバイクが好き。(悪いことと)わかっていても見に来たい。楽しいので」なんて見物に来た男性は話している。大阪府警は無免許運転で14人を検挙し、ナンバーを付けずにクルマを運転していた男を現行犯逮捕した。また、その場で取り締まると事故につながる可能性があるとして、ビデオなどをもとに今後捜査する。
司会の加藤浩次「毎年、見物人が増えて、集団暴走してる人たちもエスカレートしていく。悪い循環になってますね」
宮崎哲弥(評論家)「もっともっと警官を増やして、(暴走を)事前に、完全に実行不能にしないと、この悪循環は絶てないと思いますね」