歩きスマホをしていた男性(36)と肩がぶつかったと言い合いになり、JR町田駅のホームから線路に突き落としたとして、町田署はおととい31日(2015年10月)、社員の山崎達也容疑者(44)を殺人未遂容疑で逮捕した。スマホトラブルは絶えないが、ここまでになるのは珍しい。
ことが起こったのは30日早朝だ。被害者によると、山崎は「スマホいじりながら歩くんじゃない」と体当たりをしてきた。男性は線路に転落したが電車は入ってきておらず、腰や身体に2週間のけがですんだ。
山崎は立ち去ったが、防犯カメラから身元が判明して逮捕された。調べに対して、「線路に突き落としたことは間違いないが、殺意はなかった」と話しているという。
周囲まったく見てない操作中
スマホをめぐるトラブルは多い。JR東日本によると、昨年度(2014年度)、スマホによる迷惑行為の問い合わせがおよそ100件あった。街で聞いても、「ぶつかってスマホを落として割れた」「持って歩いているだけで嫌味をいわれた」「電車で電話をしている人に注意をしたら、『ふだんしゃべってるのと同じじゃないか』といった」などなど。相変わらず自転車で走りながらなんてのもよく見かける。
藤森祥平アナ「突き落とすというのは行き過ぎとはいえ、子どもと一緒に歩いていると、スマホ見ている人の視界からは、(子どもが)完全に消えていますよね。だから膝が子どもの顔にぶつかる危険があります」
司会の夏目三久「スマホに集中してしまうという状況ありますか」
月曜キャスターの澤部佑「ぶつかって尻もちついちゃうなんてこともありましたね」
JR東日本きょうから「やめましょう、歩きスマホ」キャンペーン
佐藤渚アナ「駅の構内でとくに歩きスマホが多いということで、JR東日本はきょう(2日)から14日まで、『やめましょう、歩きスマホ』というキャンペーンをします」
牧嶋博子(TBS解説委員)「歩きスマホがかっこ悪いということになれば、多分みんなやらなくなりますよね」
夏目「ちょっとした気の弛みで大きな事故も起こりますから、スマホの使い方、考え直してください」
電車の中ではスイッチを切れなんて「しゃべるな」というに等しい。誰も守りはしない。でもチラチラみると半分はゲームだ。日本人は相当バカになってる。