地方では「生活の足」高齢になってもクルマ手放せない
北海道に住む男性は橋の欄干や対向車に衝突する事故を繰り返している。「ハンドルも何も、瞬間はよく覚えていない」と語る。標識の認識も曖昧だ。妻が入院していて週2回は着替え届けなければならないが、バスは週1便しかない。
群馬県の高齢者夫妻は自宅からバス停までは歩いて30分かかるため、夫(86)の車が頼りだ。「公共交通機関がない。車がなければどこへも行けない」という。妻80)は「乗りたくないが、車を使わなければ生活できない」と話す。
司会の羽鳥慎一「乗らないと生活できない地域がありますよね。非常にむずかしい問題です。よく考えていかなければなりません」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト