宮崎「歩道暴走」運転の73歳男性は認知症!2日前に退院したばかり

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   おととい28日(2015年10月)、宮崎市の目抜き通りで歩道を軽自動車が暴走して2人が死亡、5人が重軽症を負った事件で、運転していた73歳の男性は数年前から認知症で治療を受けており、2日前まで入院していたことがわかった。病気と事故との関連づけは難しいが、このところ高齢者の事故が続いており、深刻な社会現象とみた方がよさそうだ。

宮崎テレビが事故撮影!ブレーキかけたり急加速したり・・・

   現場の歩道は中央に標識が立っており、片側だけでも車が走れる広さがある。男性が運転する軽乗用車は午後2時50分ころ、交差点で車道からこの歩道に乗り入れ、初めはゆっくりと走っていた。別の取材で居合わせた宮崎テレビの取材チームが事故の様子を撮影していた。

   映像を見ると、ブレーキをかけたりしているのがわかる。ところが、レンタルビデオ店前で人をはねてから急加速して、さらに5人をはね、JR宮崎駅前の交差点に飛び出すところでコンクリートのベンチに激突、縁石に乗り上げてとんぼ返りをして止まった。とても正常な運転とはいえない。

   車は歩道を700メートルを走っていたが、事故の直後に警察官が「車道と歩道を間違えたのか」と聞くと、「はい」と答えていた。男性はこの日、鹿児島から来ていたが、どこにいるかも定かでない様子だったという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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