旭化成建材「データ偽装」北海道でも!会社ぐるみ?横浜と違う現場責任者

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   北海道庁はきのう28日(2015年10月)夜11時過ぎに緊急会見を開き、旭化成建材が杭のデータを偽装した工事が道内でも見つかったと発表した。この工事に横浜でデータを偽装した現場責任者はかかわっておらず、偽装が他の現場にも広がっている恐れが出てきた。

呆れた説明に住民唖然「データは偽装だが工事は適正。安全性問題ない」

   偽装があったのは釧路市で10年から11年8月にかけて行われた道営住宅改修工事で、杭31本中の1本について隣接工事のデータを流用していた。旭化成建材は偽装を認めたが、「工事は適正に行われ、安全性に問題はない」としている。

   この道営住宅で傾きやヒビなどは確認されていないが、住民は「まさか自分のところとはびっくりです」「1本あれば、まだ出るのではないか。包み隠さず出してほしい」「地震もあるところですから、まずそれですね」と不安がる。

「個人の不正行為」としてきた会社側

   旭化成は過去10年間に施工した30140件の杭工事のうち、問題の現場責任者が関わったのは41件で、北海道には関わった工事はないとしていた。旭化成はデータ偽装は横浜の傾きマンションの現場責任者の個人的な不正としてきたが、こうなると「組織ぐるみな感じがする」という声が広がっている。

   司会の羽鳥慎一「横浜の現場責任者がやったではなく、衝撃です」

   宇賀なつみキャスター「個人ではなく、企業全体でということになりますかね。安心はできないですね」

   羽鳥「そう言われても仕方ない状況ですね。個人の問題から会社全体の問題になりつつある。業界全体をかんぐってしまいます」

   それが普通だろう。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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