きのう28日(2015年10月)午後2時50分ごろ、JR宮崎駅前の大通りで軽乗用車が歩道に乗り上げて700メートルを暴走し、通行人をつぎつぎにはねた。66歳と50歳の女性2人が死亡、68歳の男性と17歳の女子高生が重傷、2人が軽傷を負った。運転していたのは鹿児島市の73歳の男性で、重傷を負い病院に運ばれた。
「人の上に車が乗り上げてひいていった」
目撃した人は「人の上に車が乗り上げてひいていった」「自転車がなぎ倒されて、車が横転するのを見た」「人が顔から血を流していた」と唇を震わせる。道路には自転車や鞄、サンダルなどが散乱し、ドクターヘリも出動した。
防犯カメラの映像などから、軽乗用車は交差点付近から歩道に進入し、まっすぐに駅へ向かっっていた。車止めのポールはあったが止められなかった。すぐそばを軽乗用車が通り抜けて行ったという女性は、「私の前を歩いていた2人のうち右側の人をはねて走っていきましたね、すごいスピードで。ポールをよけて、次の歩道でまたスピードが上がって、人をはねました」という。「時速60キロぐらいかな。よう駅までまっすぐ行ったものだ」と話す男性もいる。
700メートルを時速60キロ
軽乗用車は最後はコンクリートのベンチにあたり横転して止まった。「運転手が額から血を流していた。意識がない感じだった」(目撃者)
司会の羽鳥慎一「まだ原因はわかりませんけど・・・」
宇賀なつみキャスター「一気に6人に突っ込んだわけではなく、700メートルの間に次々とはねていったということです。時速60キロなら40秒かかります」
運転手に意識があったかなかったかなどはまだわからない。