振り込み詐欺の受け子役から現金を横取りしようとした早稲田大の学生ら4人が逮捕された。今年6月(2015年)、東京・文京区で80代の女性が振り込め詐欺の被害にあい、受け子役(19)に現金500万円を渡した。早大生の幾原康一朗容疑者(20)らは現金を横取りしようと受け子役を待ち伏せていたらしい。
「相手が犯罪者なら犯罪にならないと思った」
幾原らは受け子が現金を受け取ったのを見計らって近づき、いきなり殴りかかって「警察だ。お前受け取っただろう。諦めて金を渡せ。交番に行くか」と脅した。ここまでは横取り成功と思えたのだが、少年が交番に行くことに応じたため、幾原らは横取りを諦め交番へ。詐欺犯を捕まえた一般人を装って、「こいつ詐欺グループのメンバーです」と受け子を引渡し、逮捕された。
しかし、世の中は甘くない。警察が付近の防犯カメラを調べたところ、現金を横取りしようと殴っている姿が映像に記録されていたため、今度は幾原ら4人が脅迫未遂容疑で逮捕された。警察の調べに対し、「相手が犯罪者なら犯罪にならないと思った」と話している。
司会の小倉智昭「早稲田の学生がバカだね。でも、どこから受け子の情報を入手したのかね」
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト