ブランド米イメージガール募集にクレーム!「色白でスタイルの良い方」容姿が条件?

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   「これをごらんください」と野上慎平アナが掲げたのは、「おいで まいさんを探せ!!」と書いたキャッチコピーと白いワンピースの女性の写真が載っているチラシだ。「おいでまい」とは香川県のブランド米の名前で、そのイメージガールの募集チラシが問題になった。

香川県「おいでまい」県民からもおかしい

   「おいでまい」は米の食味ランキングで四国初の最高ランク「特A」と認められ、県をあげて広報宣伝に力をあげている。きのう27日(2015年10月)も浜田恵造知事が登場するイベントが行われ、イメージガールの募集もその一環だ。

   ところが、応募資格に「フレッシュで透明感があり、色白でスタイルの良い方」と明記したため、女性団体から「嫌悪感を抱く」と指摘を受けた。県民の中にも「香川にそんな子、おるんかな」という人もいるが、「お米を食べるから太るというわけではないけど、スタイルにこだわらなくてもいいのでは」(40代女性)、「お米だったら主婦の方がええん違う?」(70代女性)といった声も出ている。

   香川県農政水産部の松尾恭成部長は、「全体として女性の容姿が条件であるかのように誤解されかねないと認識して、内容を修正しました」と話し、きのう27日からは募集資格を削除した。

宮城県の「ライシーレディ」は男女問わず

   司会の羽鳥慎一「女性としてどうですか」

   菅野朋子(弁護士)「うーん、やっぱりスタイルは気になるんじゃないですか」

   キャスターの宇賀なつみ「これだけ話題になるのは、気にしているんでしょうね。言わなければよかったのに」

   最近、全国的に「ブランド米」競争は過熱しており、他の産地でも知恵を絞っている。福島では「ライシーホワイト」という5人組を打ち出し、応募資格は「ごはんが大好きで明るい方」としている。宮城は「ライシーレディ」で「健康で明朗。ごはんが大好きな方」を募集している。ただし、両県ともカッコで(男女は問わず)と記している。

   香川は、「イメージガール」を「PR大使」(男女問わず)に変えた。

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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