WHO(世界保健機関)はハムやベーコン、ソーセージなどの加工肉を1日50グラム食べると、大腸がんなどになる確率がおよそ18%上昇すると発表した。50グラムとは実際にどれくらいの量なのか。市販されているソーセージ2本半、スライスハムで5枚ほどだという。
司会の加藤浩次「このくらい食べるよ。5枚ぐらいペロッといっちゃうよ」
国立がん研究センター「平均的な量なら神経質になる必要ない」
今回の発表では、どのような加工、調理が具体的に発がん性を高めるのかの十分なデータは示されておらず、アメリカの食肉団体は「根拠が弱く、一貫性がないデータだ」と強く反発している。日本の国立がん研究センターは平均的な範囲であれば神経質になる必要はないとしている。
宮崎哲弥(評論家)「このリサーチは、あくまで疫学的な意味合いということですが、それにしても50グラムは非常に少ないし、18%の上昇はけっこう高い。これが正しいとすると、なかなか厳しいなあと思いませんか。たしかに50グラムなんて食べちゃいますね」