「英才教育」の一環
自民党の部会長について、政治評論家の田﨑史朗氏は「ここで各役所が真剣に説明するようになり、それを吸収しながら党をまとめていく。非常に大事な仕事です。進次郎さんの場合も『英才教育』の一環で、次のステップになります」と説明する。
ただ、青木理(ジャーナリスト)は「TTP問題で生産者側をどう説得するかが問題で、説得するときに、人気者の進次郎さんにすればマスコミも進次郎さん側に立って報道してくれる。そういう思惑もあったでしょう」と指摘する。
羽鳥が進次郎のこれまでの道のりをすごろくで見せる。「初当選で青年局長、当選2回で復興政務官、当選3回で農林部会長と順調に進んできました。4、5回になると、衆議院委員長、もしくは大臣になり、その先は『運と実力』があれば総理が見えてきます」
ある講演会で進次郎は「総理になりたいですか」と質問され、「なりたいではなく、(総理に)なってもらいたいと思われる政治家になりたい」と答えている。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト