26日夜(2015年10月)、東京・日野市の林の中で首を吊った男の子の遺体が発見された。男の子は近くに住む10歳の小学4年生と見られている。この日午前11時ごろ自宅を出たまま帰宅しないため、母親が午後6時に110番通報していた。
遺体は木の枝に掛けられたビニールひもで首を吊った状態で、同じひもで両手を後ろ手に縛られ、両足も縛られていた。衣服は身に着けおらず、遺体の近くに置かれていた。目立った外傷はなく、両手足のビニールひもの縛り方が自分でも縛ることができる緩いものだったことから、警察は他殺、自殺の両面で捜査している。
京王線「高幡不動」から350メートル
平野早苗リポーターが現場から伝えた。遺体のあったのは京王線・高幡不動駅から南西に350メートルほど離れた住宅地に囲まれた林の中で、一角が駐車場になっており、近所の人の話では駐車場に出入りする人以外はめったに林に入る人はいないという。
ここらに土地勘のある司会の小倉智昭は「多摩動物園も近くにあり、子どものころは遠足の場所だったんだよ。丘陵地帯が切り開かれ新興住宅地になっていったところで、いまも樹木が生い茂っているところが残っているんでしょうね」と言う。
10歳の男の子が両足や両手を後ろで縛り、しかも裸で首を吊って他殺に見せかける自殺ってあり得るのかどうか。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト