<マツコ会議>(日本テレビ系)
マツコ番組さすがに企画ネタ切れ?渋谷「SBY」のカリスマ兄ちゃん相手に二番煎じ、三番煎じ・・・

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   ちょっと気になる話題の場所と会議室を中継でつなぎ、マツコ自身が街の人と会話をしながらその実態を調査する新番組だ。初回は女子高生やギャルに人気の渋谷109にあるカフェ「SBY」とつないだ。

さびれるシブヤ・・・若者たちが原宿の移動してしまった

   金髪でいかにもギャル男風の出で立ちで登場したのは、SBY店員で「渋谷のボス」と自称するアディ男だ。マツコからは「ヤカラ」呼ばわりされるが、ギャルモデルのブログにたびたび登場したり、アディダスのファッションショーにも出演したりと、その界隈ではけっこう有名人らしい。

   そんな渋谷のカリスマの今一番の悩みは、渋谷に若者が減ってしまったこと。原因はきゃりーぱみゅぱみゅブームで、若者が原宿に流れてしまったからだとか。ほんまかいなと耳を疑ったが、事実、渋谷駅の1日当たりの乗降客数は7年間で約7万人も減少しているという。

   「どうしたら渋谷がもう1回盛り上がると思う?」とマツコが尋ねると、「ラウンドワンが欲しいっすね」という。意外にも、渋谷の若者らが求めているのはボーリングやフットサルなど健全な遊びだった。これにはマツコも「なんかちょっと嬉しいわね」と感心していた。

奇天烈素人登場させて場つなぎ

   その他にも、自分の容姿に自信満々のオシャレ女子高生、個性を大事にするヤマンバギャル、2年間ちょんまげの髪型を貫く青年などが登場し、SBYはもはやキャラクターのカオス状態である。そんな濃いメンツのおかげもあって、初回は笑いどころ満載だった。

   しかし、マツコが視聴者などとからむのはすでに他のレギュラー番組でさんざんやっているので、どうしても二番煎じ、三番煎じ感は否めない。今後は他番組とどう差別化を図っていくのか見ものだ。(10月17日深夜23時00分)

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