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ラグビー日本代表「ベスト8」目指すなら名将エディー・ジョ-ンズ続投しかない

   ラグビーW杯日本代表たちは帰国してからもメディアに追いかけられて大変なようだが、週刊現代が五郎丸歩の独占インタビューをしている。曰く「恐怖心という見えない敵と戦った日々」

   <「寝ぼけまなこで迎えた翌朝、携帯電話がこわれるんじゃないか、と感じるほどたくさんのメールをいただき、SNSでは何度もハイライトシーンが映し出された。それを見て初めて『南アに勝ったんだ。歴史を変えられたんだ』と実感がわき、ベッドの上で熱い滴が止まりませんでした。(中略)

   僕が大事にする、ゴールキック前の『ルーティン』はお馴染みになりましたが、実はこの大会期間中、自らに課した、新たな『ルーティン』がありました。それは、日記をつけることです。

   大会前、W杯経験者と、そうでない人がまじってミーティングをしたとき、W杯経験者に過去の体験を聞いても、『覚えてない』と答える人が残念ながら多かった。

   すごく、もったいないことです。結局、モノを書かないと、感覚でしか記憶に残らない。人生でめったに味わうことができない機会に、感じたことを書き残そう、と決意しました。僕は普段、筆まめではありませんが、帰国前日の12日まで約1ヵ月間、その日あったこと、それについてどう思ったかなど、自由に書くことを続けました。

   精神的に余裕があるときは、感じたことを事細かく書けますが、ちょうど、南アフリカ戦直前の精神的に苦しい時は、そうはいかなかった。今、読み返してみると、

   『緊張しすぎて、自分を見失いそうだ』

   その一言で終わっている日もある。

   ただ、書き残すことで頭の中が整理され、緊張状態を和らげてくれました。次世代の代表選手などに自らの経験を伝えるとき、何かしらの役に立てるのではないか、と思っています」>

   あの緊張状態の中で日記を書き続けたというのは凄いと思う。五郎丸の強さの秘密の一端がここにある。

   4年後の日本で行われるW杯への期待が高まるが、最大の心配は名将エディー・ジョ-ンズ氏がHC(ヘッドコーチ)から退くことであろう。たしかに彼の過酷なトレーニングには、<「帰国後の会見で、キャプテンのリーチマイケルをはじめ選手たちが、『またエディーさんとやりたいか』と聞かれて、『もうやりたくない。キツすぎる』と苦笑まじり語っていたのは、冗談ではなく本心です」(ラグビー協会関係者)>(週刊文春)

   では次期HCを誰にするのか。昨年(2014年)からパナソニックを率いているニュージーランドのロビー・ディーンズHC(56)か、日本人ならヤマハ発動機の清宮克幸HC(48)だと週刊文春は見ているようだが、私はラグビー関係者がいっているように、W杯開催が迫ってくればエディー待望論が出てくると思う。W杯で3勝を挙げた日本代表は次はベスト8入りを求められる。そのためには、これまで以上のトレーニングと精神的なタフさがなくては元の弱小ラグビーに戻ってしまうからだ。つらいだろうが、五郎丸のいうように、練習は「始まれば、必ず終わる」のだ。といってはみたが、大変だろうな。私など1時間程度の散歩でも息が切れるのだから。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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