19日(2015年10月)に行われたカナダの総選挙で、率いる自由党が圧勝した次期首相のジャスティン・トルドー氏(43)に世界の注目が集まっている。選挙の翌日、ソーシャルメディアに上半身裸になり、ボクシングで鍛え上げられた肉体を誇示するようにガッツポーズを取るトルドーの写真がネットに投稿されたからだ。
名物首相ピエール・トルドーの息子
岩本乃蒼アナが解説する。「この写真は3年前に撮られたものだそうですが、トルドー氏は若くてイケメン。しかも政界のサラブレッドということで話題になっています。父親は戦後最長となる16年間、カナダの首相を務めたピエール・トルドーさん。息子のトルドー氏は父の在任期間中に生まれ、母親も有名女優で、国民は生まれた時からその成長をも見守っていたのです。
1983年には当時首相だった父に連れられて来日したこともあるそうです。大学卒業後は教師やスノーボードに指導員として働いていましたが、2008年、36歳で下院議員に、一昨年(2013年)に自由党党首となり、今回、カナダ史上2番目の若さで首相になることが決まりました」
国民の評判はどうなのか。日本語新聞「日加タイムス」の色本信夫氏はこう言う。「まだ若くて政治経験もそれほどないし、未知の部分が多いですが、国民は期待しているということですね。父親は物凄い人気の人でしたから、夢よもう一度じゃないけど、息子にも頑張ってほしいという期待ですね」