プロ野球ドラフト会議!「あさチャン!」注目の元高齢者施設職員・松本直晃は西武

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   スポーツ担当の石井大裕アナが段ボールの箱を持ち出した。「要返却」と大書してある。取り出したのはきのう22日(2015年10月)に行なわれたプロ野球ドラフト会議で使われた抽選のボックスだった。「DRAFT2015 NPB」とある。半透明のプラスチックで中が透けて見える。これをお飾りに、ドラフト会議の結果を伝えた。今年もドラマとハプニングがあった。

楽天指名の甲子園怪物オコエ「将来的にはキャプテンになりたい」

   最大の目玉は152キロという高校生離れした右腕、県立岐阜商の高橋純平投手(18)だ。中日、日本ハム、ソフトバンクの3球団の競合になったが、引き当てたのはソフトバンクの工藤監督だった。笑顔でなく、おどけたように丸い目を剥いてみせ、一拍おいてからガッツポーズ。後ろで王GMが笑顔を見せた。高橋も満足げに、「夢であったプロ野球のスタートラインに立ててとても嬉しいです」と話した。

   東京六大学で最多安打記録を更新した明治大の高山俊選手(22)のときにハプニングがあった。ヤクルトと阪神が競合したが、ヤクルトの真中監督がサッと手を挙げて勝利のポーズをとる。阪神の金本監督はそれを見てくじを開かず引き下がったのだったが、これが間違いだった。引き当てたのは本当は実は阪神だった。NPBの訂正があって、金本監督は「ビデオ判定でホームランに覆った心境です」と笑う。

   真中監督はバツの悪そうな顔だった。こんな勘違いも珍しい。高山もヤクルトから阪神にかわって微妙な笑顔だ。「よくわからないですが、1位で指名していただいたので嬉しく思います」

   高校ナンバー1のスラッガー、仙台育英高の平沢大河選手(17)は地元楽天を希望していたが、楽天とロッテが引いて交渉権はロッテになった。その瞬間、微妙な表情を見せ、「もっとレベルアップして次の世界に入りたい」

   その楽天は攻守・好打・俊足の関東第一高のオコエ瑠偉選手(18)の交渉権を獲得した。オコエは満面の笑み。「内心緊張してました。1軍で出られるよう切磋琢磨していきたい。将来的にはキャプテンができるような人間になりたい」

   夏の甲子園優勝投手、左腕の東海大相模の小笠原慎之介投手(18)は中日の谷繁監督が引き当てたが、直後に石井アナがインタビューしていた。はじめは緊張していたが、「いざここに来てみると、身体が固くなって」と笑顔になった。しかし、「(先に)平沢も高橋も呼ばれていたので、すごく悔しかったです。必要とされるならどこの球団でも。1年目からガツガツやってやろうという気持ちになりました」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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