今月15日(2015年10月)、創業130年のフルーツパーラー「京橋千疋屋」で、水を飲んだ女性客5人が体調不良を訴え、水から通常の500倍の塩素が検出された。女性客は「舌がピリピリ」して気持ちが悪いと訴えた。
常連客によると、水は最初に店員が持ってくるほかは、テーブル上に置いてあるピッチャーから自由にコップに注いで飲む。このコップかピッチャーに塩素が混ざっていた可能性がある。
店では漂白剤使っていない
武蔵野大学薬学部の隈本卓哉教授によると、市販の漂白剤を100倍に薄めた濃度で、ノロウイルスの消毒によく使われる。スタジオに同じ塩素濃度の水が用意された。司会の羽鳥慎一と宇賀なつみキャスターが鼻を近づけても、「ぜんぜんわからないですね」という。
熊本教授は「洗浄したピッチャーに漂白剤が残っていた可能性は、濃度的にはあり得ない」という。「店で漂白剤は使っていない」(東京新聞)という報道もある。
羽鳥「千疋屋というと、しっかりした印象があるので、あの千疋屋でという感じがします。故意でなければ、どこから混ざったのでしょうか」
警視庁と保健所が経緯を調べている。営業停止となった店はあさってから営業を再開する。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト