20代女性「あのフードコートのエビであたった」とツイッター
メーカーや小売店、飲食店が最も警戒しているのはネット上の姿なきクレーマーである。街角で取材した20代の女性は「フードコートでエビにあたって、トイレにこもっちゃって出られなくなったことがありました。ツイッターにあそこのエビ絶対にあたったわって書いた」という。別の20代女性も「買った商品に虫が入っていたとSNSに投稿した」と話す。
本人はクレームをつけているという意識はないのだが、真偽不明の噂が広まってメーカーや店は被害をこうむってしまう。こうしたネット上の姿なきクレーマーを365日24時間体制で監視し、クレームを発見するといち早く該当企業に報告する商売も登場している。
コメンテーターの小暮太一(経済ジャーナリスト)「(対応が)難しいのは、実際のあったものをネットに書いて、正義の味方の顔をして拡散する行為です。弱者を守るとか許せないとネットに書く。自分もやりかねないと思う一方でウーンとなりますよね」
文
モンブラン