100円ショップの「ダイソー」で8月(2015年)に発売されたばかりの人気のマニキュアに発がん性物質が検出され、一部が販売中止になった。「エスポルールネイル」という商品で、中国で製造された。100色以上とバリエーションが豊富で、1瓶100円と安いことから若い女性に人気だった。
東京・原宿で10代の女性に話を聞くと、「7個ぐらい持っています」「安いし使いやすいし、みんな持っていると思います」という。
26品目にホルムアルヒド
販売元の大創産業を取材した山中章子プレゼンターは、こう報告する。
「26品目に発がん性物質のホルムアルデヒドが検出され販売中止になりましたが、健康被害が出たという報告はありません。ただ、ホルムアルデヒドに敏感な体質だとアレルギー症状のような反応を起こす可能性があるそうです。なぜホルムアルデヒドが混入していたか詳しいことは分かっていないようです」
ダイソーは使用中であってもレシートがなくても返品に応じるという。
安ければいいというものではない。なぜ中国人観光客が日本に来てまで化粧品を爆買いしていくか。よく考えた方が良い。
文
モンブラン