飲食店でデカ盛りがちょっとしたブームだ。菊川怜キャスターは「それも若い人ばかりでないんです。その訳は・・・」と意味ありげにスマホを取り出した。
東京・銀座のカレー店では、女子大生グループのお目当てはカレーではなく、重量2キロ、高さ14センチの「軍艦シュークリーム」だ。目の前に届いた巨大シュークリームを前に、全員がまずスマホ取り出し撮影会。終わるとSNSで自慢するのが今風なのだという。
重量3750グラム、高さ24センチの「つけ麺クレーター」
同じく銀座の中華料理店では、若い男性が普通盛りに100円プラスした850円で1.2キロある「チャーハン特盛」を注文していた。男性もやはりスマホで撮影する。この店には高さ20センチの「メガ盛りチャーハン」(5000円)もある。
プレゼンターの内野泰輔がネットで調べて訪れたのは東京・東池袋のラーメン店だった。目当ての重量3750グラム、高さ24センチの「つけ麺クレーター盛り」を注文した。食べることが好きという内野だったが、5分の1ほどでギブアップした。
ネットに伝説になっていると紹介されたのが東京・国立市のレストランの「超巨大かき揚げ丼」である。42枚のかき揚げを重ねて高さ43センチを男子大学生が挑戦したが、8枚でギブアップしてしまった。
デカ盛りブームというよりも、奇想天外なデカ盛りを注文してスマホで自慢するのがブームのようだが、司会の小倉智昭は「食べ物をむだにしているような気がする。あまり意味がないね」と切り捨てた。ごもっとも。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト