ダントツの貿易相手国
夏目「他にどんな影響考えられますか」
龍崎孝(TBS解説委員)は「少なからぬ影響はある」とフリップを出して、今の中国経済は「分かれ道」という。「2ケタの成長がずっと続いてきましたけれども、ここへ来て縮小しています。中国政府は目標を7%に下げていたが、それもわずかに下回りました」「見方は2つあって、製造業を中心に企業の倒産がつづく一方で、まだ消費は堅調ということで、ここが判断が分かれるところなんですね。菅官房長官は『この数字は織り込み済みだ』で、市場への影響は少ないといいますが、最大の貿易相手国ですからね、これに振り回されないように、構造改革も必要になります」
ネットでは「そもそも中国が出す数字なんて信用できるのか」という声もしきりだが、他に数字はないのだから、これをもとに考えるしかない。巨大な人口をみれば、減速にしろ上向くにしろ、ひとたび動けば影響もでかい。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト